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Fedora20をインストールしてみた

Linux Fedora

Fedora20をインストールしてみた

Fedora20の環境を用意する必要があったので、インストール後の設定手順をまとめてみました。

sshログインのみで使用する形態を想定しているため、GUIの設定は行わず、インストール後に最低限の設定をするだけの手順になっています。

インストールCD-ROMの入手

今回は以下のURLからネットワークインストール用のCD-ROMをダウンロードしました。インストール作業中に出てくる「ベース環境」の画面で「最小限のインストール」を選択すると、(CentOSでいうところの)minimalインストールになるようです。

インストール後の作業

不要なサービスの停止

必要に応じて不要なサービスを停止します。CentOS環境のようなchkconfigかと思っていたのですが、initデーモンがsystemdに置き換えられたため、コマンド自体が変わっていました。

systemdではsystemctlコマンドを使用しており、以下はchkconfigとのコマンド対応表です。

サービスの
一覧表示
CentOSの場合chkconfig --list
Fedora20の場合systemctl list-unit-files
現在有効に
なっている
サービスの
一覧表示
CentOSの場合chkconfig --list | grep 3:on
Fedora20の場合systemctl list-unit-files | grep enabled
サービスの
有効化
CentOSの場合chkconfig sshd on
Fedora20の場合systemctl enable sshd.service
サービスの
無効化
CentOSの場合chkconfig sshd off
Fedora20の場合systemctl disable sshd.service

ネットワークの設定

ネットワークまわりの設定はこれまでの方法(CentOS等の設定方法)と変わりないようです。

# diff -u /etc/sysconfig/network.orig /etc/sysconfig/network
--- /etc/sysconfig/network.orig 2014-06-26 16:56:00.223810936 +0900
+++ /etc/sysconfig/network      2014-06-26 17:02:09.848893449 +0900
@@ -1 +1,4 @@
 # Created by anaconda
+
+NETWORKING="yes"
+GATEWAY="192.168.0.1"

ただし、NICのデバイス名がeth0等ではなく、p2p1といった名前になっています。

# diff -u /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-p2p1.orig /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-p2p1
--- /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-p2p1.orig      2014-06-26 16:38:20.626798779 +0900
+++ /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-p2p1   2014-06-26 16:54:57.349810215 +0900
@@ -1,5 +1,7 @@
 TYPE="Ethernet"
-BOOTPROTO="dhcp"
+BOOTPROTO="none"
+IPADDR0="192.168.0.225"
+PREFIX0="24"
 DEFROUTE="yes"
 IPV4_FAILURE_FATAL="no"
 IPV6INIT="yes"

ホスト名の設定

ホスト名は/etc/hostnameに記載します。CentOS等では/etc/sysconfig/networkにHOSTNAME="..."な形式で設定していたのですが、これもFedora20では設定方法がかわったのでしょうか?(まだ調査しきれていないです...)

# cat vmfedora20 > /etc/hostname

SELinuxの無効化

SELinuxは無効化しておきます(ごめんなさい...)。

# diff -u /etc/selinux/config.orig /etc/selinux/config
--- /etc/selinux/config.orig    2014-06-26 17:04:15.353965308 +0900
+++ /etc/selinux/config 2014-06-26 17:04:42.989963918 +0900
@@ -4,7 +4,7 @@
 #     enforcing - SELinux security policy is enforced.
 #     permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
 #     disabled - No SELinux policy is loaded.
-SELINUX=enforcing
+SELINUX=disabled
 # SELINUXTYPE= can take one of these three values:
 #     targeted - Targeted processes are protected,
 #     minimum - Modification of targeted policy. Only selected processes are protected.

起動時のログをコンソールに出力させる(grub.cfgの設定)

OS起動時のグラフィカルな起動画面もよいのですが、起動時のログがコンソールに出力されないと不安になるので、ログが出力されるよう設定します。

以下のdiffではちょっと分かりにくいですが、"rhgb quiet"というオプションを除去しているだけです。

# diff -u /boot/grub2/grub.cfg.orig /boot/grub2/grub.cfg
--- /boot/grub2/grub.cfg.orig   2014-06-26 16:59:24.535293206 +0900
+++ /boot/grub2/grub.cfg        2014-06-26 17:00:01.614295112 +0900
@@ -72,7 +72,7 @@
        else
          search --no-floppy --fs-uuid --set=root 6b176d94-7c9a-4ff7-a007-51d0cd40ccaa
        fi
-       linux   /boot/vmlinuz-3.14.8-200.fc20.x86_64 root=UUID=6b176d94-7c9a-4ff7-a007-51d0cd40ccaa ro vconsole.font=latarcyrheb-sun16  rhgb quiet LANG=ja_JP.UTF-8
+       linux   /boot/vmlinuz-3.14.8-200.fc20.x86_64 root=UUID=6b176d94-7c9a-4ff7-a007-51d0cd40ccaa ro vconsole.font=latarcyrheb-sun16  LANG=ja_JP.UTF-8
        initrd /boot/initramfs-3.14.8-200.fc20.x86_64.img
 }
 menuentry 'Fedora, with Linux 0-rescue-78fd1bcdf2504b058f547faf585019df' --class fedora --class gnu-linux --class gnu --class os $menuentry_id_option 'gnulinux-0-rescue-78fd1bcdf2504b058f547faf585019df-advanced-6b176d94-7c9a-4ff7-a007-51d0cd40ccaa' {

yum update

ここまでで一旦OSを再起動し、IPアドレスが付与されているか等の確認を行ってからyum updateを実行します。

# yum -y update

sudo設定について

Fedora20ではminimalインストールでもsudoがインストールされています。また、wheelグループがsudoできるよう設定されており、visudoで改めて設定する必要はありませんでした。

ユーザの追加

一般ユーザを追加します。sudoできるようにしたいので、セカンダリグループとしてwheelを指定します。

# useradd -g users -G wheel -m -s /bin/bash fpig
# passwd fpig

これでインストール後の設定は一通り完了です。後はsshでログインし、パッケージの追加等で生活環境を整えていきます。

まとめ

Fedora20のインストール後の設定手順をまとめてみました。initデーモンがsystemdに置き換えられた点がCentOSとの大きな違いでした。サービスの有効・無効を切り替えるコマンドもchkconfigからsystemctlになっており、当面はコマンドを調べながらの利用になりそうです。